
ローズマリー

ローズマリー rosemary
ローズマリーは、肉料理やポテト料理との相性は抜群です。
●名称
科名:シソ科マンネンロウ属(ロスマリヌス属)多年草
学名:Rosmarinus officinalis
英名:Rosemary
仏名:Romarin
別名:シーデュー
和名:マンネンロウ(万年蝋)
和名:メイテツコウ(迷迭香)
和名:マンルソウ
●語源
「ローズマリー」の学名「ロスマリヌス」(Rosmarinus)は、海岸沿岸に自生していることと、花の色が青いことから、「海の滴」(ロスマリヌス)を意味しています。
ロスマリヌス」(Rosmarinus)=ラテン語の露を意味する「ロス」(ros)+海を意味する「マリヌス」(marinus)
「officinalis」=薬用、薬効
「ローズマリー」の語源は、「聖母マリアのバラ」(ローズ・オブ・マリア)だと言われています。
それは、聖母マリアが幼児のイエスと共に、ヘロデ王の迫害からエジプトに逃亡中、野宿の際に青いマントを「白い花」にかぶせたら、翌朝には「青い花」に変わったという「聖書」の物語から由来したと言われています。
●原産地
地中海沿岸/南ヨーロッパ
●種類
「ローズマリー」には、多くの品種が存在してますが、立方向に発育する「木立性」と、横方向に発育する「ほふく性」の2つの種類に分かれます。
花の色は青・紫色系が多いですが、白色、ピンク色の品種もあります。
●歴史
「ローズマリー」は、古くから薬用、祭事用、食用などに利用されてきました。
●薬用
ヨーロッパ中世時代には、感染症の治療と予防に利用いました。フランスの病院では近年まで、病室を殺菌するために葉を焚いていました。
●化粧用
ハンガリーのエリザベート王妃は、ローズマリーを主成分として作られた「ハンガリアン・ウォーター」を修道尼僧から献上され使用していました。
エリザベート王妃は、この「ハンガリアン・ウォーター」を化粧水として使い、肌の若々しさを保っていました。
エリザベート王妃が、72歳という高齢の時にポーランドの国王からプロポーズされたことから、「ハンガリアン・ウォーター」は「ハンガリー王妃の水」「若返りの水」などと呼ばれました。
●祭事用
エジプトファラオの墓からローズマリーの小枝が発見されています。古代ギリシア時代には、宗教儀式の薫香としてローズマリーの小枝を利用していました。
古代ローマ時代には、悪魔祓いとして利用されていました。現代でも、結婚式、クリスマスのリース(花輪)に利用されています。
●鑑賞用など
中世時代のヨーロッパの宮廷では、鑑賞用の植物として庭園で栽培されていました。
シェークスピア作品の「ハムレット」、フリッツ・クライスラーの『美しきロスマリン』、フランツ・シューベルトの歌曲集『美しき水車屋の娘』第16曲の歌詞など、数々の芸術作品に登場しています。
●機能性
「ローズマリー」には、「ポリフェノール」「カルノシン酸」が多く含まれています。食用や香料としての利用も多いのですが、様々な効用があり薬用としても利用されています。
●様々な作用
強壮・強心作用/中枢神経系の機能促進作用/中枢神経系機能亢進作用/消毒作用/鎮痛作用/血行促進作用/消化促進作用/血圧上昇作用/発汗作用/収れん作用/消臭効果/殺菌作用/防虫効果/浄化作用/防腐作用
●肉体面への効果
筋肉リウマチ/神経炎/消化促進/心身の疲労/便秘/肩こり/腰痛/筋肉痛/頭痛/リウマチ/痛風/関節炎/血行促進/低血圧の正常化/手足の痺れ/むくみ/生理周期の正常化/抗菌作用/
●皮膚への効果
皮膚刺激/疥癬/養毛剤/抜け毛/ふけ/ニキビ/老化角質/皮膚引き締め
●精神面への効果
神経安定/老化防止/記憶力アップ/集中力アップ/ボケ症状/眠気さまし/リフレッシュ効果
●香料への利用
香辛料/入浴剤/化粧水/リース/ヘアリンス
●その他
防腐剤/酸化防止剤/防虫剤/口臭防止
●料理方法
「ローズマリー」は、肉料理や魚介料理、ポテト料理、煮込み料理によく合います。肉や魚の臭み消しに効果的で、特に羊料理には欠かせません。
ハーブティー/クッキー/サラダ/スープ/ミネストローネ/サーモンのハーブ・マリネ//パスタサラダ/ラザニア/ポテトのソテー/マッシュポテト/ベイクドポテト/ラム料理/鶏料理/鶏肉のトマト煮/鶏のグリル/トマト煮込みハンバーグ/ポークの香草焼き/チキンの香草焼き/スパイシーチキン
調味料にも利用されています。
ソース/タレ/ドレッシング/ブーケ・ガルニ(香草の束)
※香りが強いので、入れ過ぎに注意してください。


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